ねぶた祭り2018の日程と場所!歴史ある祭りは自由参加だが衣装は正装

ねぶた祭りは、東北青森の短い夏を、勇壮に彩るお祭りです。
針金で作った骨組みに和紙を貼った、極彩色の人形型ねぶたが暑い夜に曳かれると、ハネトたちが踊ります。
重要無形文化財にも指定され、6日間の期間中に200万人以上の観光客が訪れる青森ねぶたに、今年の夏は会いに行きましょう!
Contents
ねぶた祭りの魅力
ねぶた祭の歴史は、古くは平安時代に大きな灯篭や笛や囃子で練り歩いたことから始まると言われています。
青森県内では現在、30ほどの自治体でねぶたやねぷたが開催されています。
青森ねぶたは青森市で毎年8月2日~7日に開催されており、その期間中に延べ200万人を超える観光客がねぶたを楽しみに訪れています。
青森市のねぶたは、人形型ねぶたと言われる、針金で作った骨組みに和紙を貼った大きなねぶたで、内部に仕込んだ電気で明るく光らせています。
そしてねぶたの周りにはハネトと呼ばれる人たちが、威勢よく掛け声をかけながら飛び跳ねます。
の掛け声が囃子に重なって響き、町は熱気に包まれるのです。
2018年開催概要
日程と開催ルート
青森ねぶた祭は毎年曜日に関わらず同じ日程で開催されています。(雨天決行)
8月2日~7日で、最終日の7日以外はよるのみねぶたの運行が行われます。
2日 | 夜 | 子どもねぶた |
3日 | 大型ねぶたの運行 | |
4日 | 夜 | 大型ねぶたの運行 |
5日 | ||
6日 | ||
7日 | 昼 | 大型ねぶたの運行 |
昼夜 | 青森花火大会 | |
夜 | ねぶた海上運行 |
ねぶたは夜は19:10~21:00の間、青森駅前の国道4号・八甲通り(アスパム通り)・新町通り・平和公園通りで囲った順路を時計回りに回ります。
コースの各所にあらかじめ配置されたねぶたは、スタートとともに動き始め、ハネトたちを引き連れるようにしてゆっくりと約3キロの距離を移動するということになりますので、見物もゆっくりとできますよ。
ねぶた祭りに参加したい!
迫力のあるねぶた祭は、見ているだけでももちろん楽しいけれど、せっかくなら参加してみたい!という方もいらっしゃいますよね?
ねぶた祭はだれでも参加OK!
ハネトになって一緒に迫力あるねぶたの周りで、跳ねてみましょう!
ハネトの参加方法
申し込みの必要はありません。どなたでも個人でも自由に参加できます。
運行スタート時間10分前までにお好きなねぶたの待機場所に行ってください。途中からの参加はできません。
ハネトで参加するときの服装
ハネトには正装があります。
- 頭には花笠
- 赤やピンクなど鮮やかな色のたすき掛け
- 白地の浴衣
- 浴衣は膝までたくし上げ、下にはピンクや青色のおこしをつける
- 腰にはしごきを巻き、ブリキでできた水やお酒を飲む器ガガシコをぶら下げる
- 白足袋にぞうり。そうりは脱げないように豆しぼりの手ぬぐいでしばっておく
ハネトの衣装は一式1万円くらいで購入することができます。
またコース付近のお店では、ハネト衣装のレンタルや着付けもしてくれますので、気軽に参加できますね!
もう一つの主役?金魚ねぶた
ねぶた祭に欠かせないもののひとつに、金魚ねぶたがあります。
金魚ねぶたとは、青森県特産の金魚「津軽錦」をモデルにしたねぶたで、灯篭として作られ、ねぶたのもう一つの主役となっています。
金魚ねぶたはかわいらしい形で、色もきれいですので自分で作る人も多いのです。
作り方は青森ねぶた祭り公式サイト でも紹介されています。
町に飾られたり祭りに参加している金魚ねぶたは、雨にあたってもいいようにと現在はビニール製のものがほとんどですが、幸運を呼ぶ魚とも言われていますので、ぜひ作ってみては?
ねぶた囃子を演奏してみる
ねぶた囃子は、短い夏を存分に楽しむように、太鼓と笛の音が軽快なリズムで鳴らされます。
とても心地いい囃子ですので、練習してみるのも楽しそうです。
こちらも青森ねぶた祭り公式サイト に楽譜や音源が紹介されています。
Mato-MEMO
- 青森ねぶた祭は毎年同じ時間同じ場所で見ることができる
- 参加は事前申し込みなしで、だれでも参加できる
- ねぶた祭に参加するには、ハネトの衣装が必要で、レンタル着付けもある
毎年決まった日時に決まった場所で、しかも雨天決行で開催されるお祭りというのは、計画が立てやすくてうれしいですね!
青森ねぶた祭は、観光客でも参加できるお祭りですので、ぜひ今年の夏はねぶた祭で跳ねてみてください!
最後まで読んでいただきましてありがとうございました!
他にも、旅行・観光・季節のイベントに関する絶景穴場スポットやグルメ・基本情報などといったエントリーがありますので合わせて読んでいただけると幸いです。
出典元:https://matome.naver.jp